住宅の営業マンが書いた間取りでは満足しない理由
無料の間取り作成サービスを続けていると、
ハウスメーカーの営業マンが住宅の間取りを書いてくれたが
気に入ったプランが出てこないと言う例があります。
確かに経験があって長年住宅に携わっていると
間取りを描けるようになっている方もいるかもしれません。
でもそれは作曲をお願いしたら、担当者が書いてきました!
といっているのと同じ現象です。
小説家に依頼したら、担当者が私もできるので書いてきました!
といっているのと同じことです。
他の世界だったらありえない話なのに
なぜ家作りの現場ではおきてしまうのでしょうか?
ひとつは、会社内部でのコミュニケーションが悪い証拠です。
たいていの会社は内部に設計部があるか外注の設計士がいます。
設計士に依頼できない状況と言うのは
めんどうくさいか、あるいは
担当者が設計士に依頼するのを止めているに過ぎません。
要するに依頼先があるのに独断で止めている。
と言う、正規の流れではないことが起きているからです。
個人的な都合でおかしなことがおきている可能性が高いのです。
ハウスメーカーに間取りのストックがある場合も
それは設計部がつくったもので営業の部署とは違います。
家の間取りをしていて思うのですが
間取りは楽譜を作ってるのと同じだと思うことがあります。
ですから作曲家でない人が楽譜を作るのは
私はありえない話だと思っています。
ピアノの演奏会に行きたいと思ったときに
受付の方がピアノを習っているから、
それで良いと思いますか?ということです。