住宅の予算を値切ると住宅ローンが増える
家の設計をするうえで大事になってくるのがコスト管理です。
住宅のように大きな出費の買い物になると
自己資金以上に予算オーバーで購入することは不可能です。
洋服や食事代であれば予定の金額をオーバーしても
気にいったデザインのものや味の物を手に入れるということはあります。
家や車の場合、予算オーバーすることが不可能であったり、
借り入れを増やした場合、後で生活を困窮させることから、
予定していた予算内で収めることが一般的です。
車購入の場合、気にいったデザインやスペックの車を手に入れたい場合でも、
予算不足で手にはいいらない場合もあります。
そうした場合中古車を購入したり、
場合によっては気にいらないデザインやスペックの物に
グレードを落として購入するということもあります。
住宅の場合は最初からあきらめてしまう場合も多く、
気にいったデザインや間取りを金銭的な理由であきらめてしまう例も多いのです。
複数社を比較検討して住宅展示場を見て回ったのに、
気にいらないけど最安値の見積もりの家にしたという例も見られます。
一生の買い物という割にはあっさりと予算で妥協して、
好きでもないものを購入することがあるのです。
では中古にすればどうかということなのですが
リフォーム代もけして安くはありません。
予算内で気にいった家を作るためにはどうしたらよいか?
見た目が一緒であれば、値切るか、仕様を落とすということになります。
車と違って住宅の場合、値切った場合同じものが納品されるとは限りません。
多くの場合内容が悪くなるという現象があります。
値切る場合でも、仕様を落とす場合でも
素人には到底難しい作業です。
その時に頼れるのが、設計士などのアドバイザーになります。
信頼できる住宅営業マンでもよいのですが、
多くの場合、売り上げが給与と直結しているため、
予算を減らすよりは増やすのが職能といえます。
利益率を把握しているのは彼らで、
購入者の知らない情報を管理する人だと理解しなければいけません。
よりゆとりのある住宅ローンの金額、
多めの借り入れの提案をされる可能性も高くなります。
予算を下げることをしてもその職種の報酬が減らない人に
相談をしていくのが自分にメリットのある回答がひきだせそうですね。