間取り図 作成 サイト

年賀状は明治時代に定着した

現在では年賀状からメールやラインなど様々な挨拶になっています。

「年賀状」を送るようになったのはいつからというと

岡本綺堂の「年賀郵便」によれば「日清戦争」後あたりからだと伝えています。

明治時代には年賀の挨拶というのは歩いて訪問して行うのが通常で、手紙で済ますのは失礼であったようです。

男は外に出てあいさつ回りをし、女が挨拶を家で受けるというのが通常という様子です。

そのため正月には街中はかなりの賑わいだったと伝えます。

それが明治27年28年の日清戦争で外には出ずに「年賀郵便」を送るようになり、明治37年38年の「日露戦争」には定着したといいます。

明治の最後あたりまでは年賀の挨拶する様子もあったようですが
「年賀郵便」にするのが多くなったといいます。

年始の芝居などはあいさつ回りで忙しいためなかったものが
年賀郵便によって新年のイベントも出現したといわれています。

現在はフェイスブックやラインやインスタグラムで年賀状より早く情報が伝わるので「年賀状」の役割もぼやけつつあります。

モバイルバージョンを終了