地震に強い家の作り方
北海道で大きな地震がありました
震度6弱ということで、かなり強い揺れを感じる地震で
周辺の地域でも震度4とか強い揺れがあった様子です。
こういった大きな地震があるときは
地震に強い家になっていますかっていうような質問が
打ち合わせで言われます
そうではない時でも普通に地震に強い家を望まれる方が非常に多いのですが
地震に強い家っていうのは特徴があって壁が多いというところとか
柱が多い家になってきます
構造計算で強さを決めていくのですけれども
普通に強いような家と差が出てくるのはなぜかということですね
壁が少なくなって弱くなるという現象があります
そして同じ形状であれば同じ強さに違いないのですけれども
差が出てしまうとに事がおきます
コストの問題になります
構造体の強さ弱さってのはその工務店とか設計で違うわけですけれども
集成材でも強さが違ってきます
安くすると弱くなると簡単に言うとそういうことが起きているということです
建て主が知っていればいいんですけれども
コストを抑えたので少し弱くなったと理解してればいいんですが
知らずにそうなっているというのが問題なわけです
自分の知らないところでもっと強くなったのに
そうなっていないということが起きてる
つくり手のほうででこのぐらいでいいですよ
決めているということなんですね
そういうのを防ぐために構造の強さの等級というものがありますそれについて
覚えるのは簡単です
構造等級1に対して2等級は1.25倍の強さ
3等級は1.5倍の強さになります
3階建てや複雑な形状の家など
3等級を目指すのにプラン上無理な時がありますので
その辺は担当者に説明をよく聞いておく方が良いと思います